会長挨拶

年始のご挨拶

公益社団法人香川県看護協会
会長 中村 明美

 新春のお慶びを申しあげます。
日頃の変わらぬご支援、ご指導に深く感謝しつつ、新しい年が穏やかな良き年でありますようご祈念申しあげます。

 平成30年は、日本だけでなく世界各地が自然災害に震える年でした。当看護協会の10名の災害支援ナースの皆さまは、異常な暑さの中で、岡山県真備町で活動されました。
また、香川県でも防災対策、発災時の対応について真剣な取り組みが始まり、当看護協会は福祉避難施設となっていますが、災害看護対策委員の皆さまと共に現実的な対応を考えつつあります。

 香川県の委託事業としてナースセンターが昨年7月に実施した平成30年度看 護職員確保状況調査では、平成29年度の新卒看護職の離職率が13.5%になり、 衝撃が走りました。離職に関しては、教育機関と臨床現場双方の分析と改善が急がれます。「生きるを、ともに、つくる。」看護職は、仲間に対しても「生きるを、ともに、つくる。」看護職でありたいと願います。そして、ナースセンターとしての役割をさらに考察しなくてはなりません。

 今年は、離職率と深く関連する「働き方改革」元年です。皆さまの職場では、どのような取り組みが始まっていますか。多様な入材が活き活きと働き続けられるためには、一人ひとりが仕事に遣り甲斐や誇りを持ち、仕事から活力を得て活き活きとしている状態であるとされるWork Engagementをマネジメントできる組織作りが期待されています。有給休暇の取得、三六協定の遵守、パワーハラスメントの防止等の根底に、このような組織作りを位置づけたいと思います。
 当看護協会の一大事業であります看護研修は、クリニカルラダーに沿った研修、看護研究、認定看護管理者研修、実習指導者講習会、新人研修等の強化を進めていますが、看護研修はWork Engagementを後押しするものであります。是非、ご活用ください。

 先輩看護職の偉業に続いて、誇りと自信を持って、人々の健康と福祉の増進への貢献は、働き方改革とともに時代のニーズに沿った看護の開発、展開により確かなものとなります。
 今、看護の開発、展開で焦点となっているのは、地域包括ケアシステムの推進、看護基礎教育の改革、特定行為研修等の看護職の役割拡大であります。
 一人でも多くの方が、看護協会の活動に積極的にご参加いただきますようお願い申しあげます。

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