会長挨拶

ご 挨 拶

公益社団法人香川県看護協会
会長 安藤 幸代

 新春のお慶びを申しあげます。
 日頃から香川県看護協会の活動にご支援、ご指導を賜り厚くお礼申しあげます。
 新型コロナウイルス感染は第5波が落ち着き、ほっとしていた矢先、オミクロン株という新しい株の出現によりまた私たちの日常が脅かされ始めました。いつまで続くかわからない感染症と毎日闘っておられる看護職の方々に、感謝と敬意を申しあげます。

 さて、医師の長時間にわたる労働時間を短縮し、良質かつ適切な医療を行うことができるよう「良質かつ適正な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法の一部を改正する法律」が2021年5月28日公布され、10月から一部施行されました。医師の働き方改革が2024年から実施されるのに伴い、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士等に、医師の業務のうちその職種へシフトできる業務を定めました。各職種は国が定めた研修を受け実施することになっています。医師から看護職へのタスクシフトもありますが、看護管理者は、看護職にしわ寄せされないように法律で認められた業務を、施設内の多職種で話し合っていただきたいと思っています。

 また、岸田首相は、看護職の給料をアップすることを打ち出しました。今まで政府がこのようなことを打ち出すことはありませんでした。日本看護協会は、この波を留めることのないように各方面に看護職の実情を訴え、知っていただき要望を続けています。皆様方の応援が大きな力であり必須です。

 香川県看護協会での研修や教育は、感染対策のため、オンライン研修を多く取り入れました。画面を通しての授業に参加し、意見交換をスムーズに行っている皆さんをみますとIT時代になったなぁと感じると同時に、看護協会も時代に取り残されないように前進しなければならないと考えています。しかし、後半、コロナが落ち着き参集した皆さんの笑顔や話声を聞くと、人を対象にする看護職はやはり対面することが大事と考えずにはいられません。

 長期間の研修は、認定看護管理者教育課程セカンドレベル(受講者37名)、開催を延期していたサードレベル(受講者29名)、実習指導者講習会(受講者47名) を実施し無事全員が終了できました。職場を離れ学習する受講生の顔は、緊張の中にもやる気に満ちており、講師から多くのことを学ぼうとされていました。受講生の努力はもちろんですが、派遣していただいた施設の方々への感謝も忘れないようお願いします。

 最後に、残念ながら、香川県の新卒看護職の離職率は14.6%とまた、全国ワースト1になりそうです。看護職にとって働きやすくお互いを思いやれる職場環境を皆で作っていきましょう。
 本年が皆さまにとって、幸せな年になりますようにお祈りしております。